美濃加茂市の学校法人美濃加茂中学高等学校

  • 学校法人美濃加茂学園 トップページ
  • 学校法人美濃加茂学園 英語版ページ
  • アクセス
  • お問い合わせ

部活動のブログ

第65回東海高校総体 男子ダブルスカル3位入賞

6月16・17日、愛知県東郷町愛知池漕艇場にて開催された第65回東海高校総体。本校からは男・女ダブルスカルが出場した。

DSC_0274

3月の全国選抜大会では8位に入賞するも、インターハイ県予選会では共に上記全国大会に出場し5位に入賞した恵那高校に敗れて涙をのんだ男子ダブルスカル。来週末に控えた国体県予選会にむけた練習のため、今大会前は互いにライバル同士となってシングルスカルでの練習に取り組んできた。久しぶりに現地で結成したダブルスカル。公式練習初日は多少のズレを感じたものの、そこはさすがの3年生クルー。翌日にはきっちりと修正し、東海大会に挑んだ。調整不足の不安と個人練習の成果への期待が入り混じる中での予選。思ったよりも体の動きがよく、以前よりもさらに艇速が上がっていた。相手は静岡県1位の浜松湖南高校。前半から頭を押さえられ、後半も詰めることができなかったが、確かな感触は得ていた。

翌日の決勝。前日の予選同様、浜松湖南高校と恵那高校にはスタートから出られたが、焦りはなかった。中盤のミドルスパートで差を縮めると、恵那高校を交わして2位につけ、浜松湖南高校も射程圏内に。ラスト250mのところでさらに艇速を上げ、3クルー共に激漕!一本漕ぐごとに一進一退の激しいレース展開となった。最後は力が勝る浜松湖南高校がトップでゴール。恵那高校とはほぼ同着。岸側から見てもどちらが勝ったかはわからなかったが、結果は以下の通り。

DSC_0277

恵那高校にも0.41秒及ばなかったが会心のレースだった。

昨年秋から結成したダブルスカル。体格差や体力測定値など客観的なデータからは有利な条件を一つも得られなかった。しかし、それでもあきらめることなく、ひたすら黙々と努力し続けた二人。3年生のこの局面でもさらなる成長を見せてくれ、頼もしさすら感じさせてくれました。

苦しく厳しい練習に取り組む以上、勝ちたいと誰もが思い、また勝ち負けの打算がどうしても先立つもの。勝てそうだから頑張る、負けそうだからあきらめるということを超えて、常に自分の弱さと正面から向き合い、自分の限界に挑戦し、誠実に地道にコツコツと、しかし一日一日、一漕ぎ一漕ぎを全力で楽しむ。そんな、昨年の卒業生も見せてくれた、ボートに取り組む姿勢がMINOKAMO CREWの伝統となりつつあることを実感しました。

DSC_0272

来週末には国体岐阜県予選会・中濃高校総体が川辺漕艇場で開催されます。引き続き応援よろしくお願いいたします。